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観光地としての秋葉原、足りないビジネスホテル
秋葉原の駅を出て界隈を歩いていると、実に様々な人々とすれ違う。カップル、家族連れ、団体客などなど。 一時はジーパンにTシャツ、ネルシャツにノートパソコンの入ったリュック、片手には紙袋といういわゆる「アキバルック」の人々で溢れ、 「おたく」の聖地であった秋葉原。しかし、今は少し状況が変わってきている。 テレビや雑誌など各種メディアによって一気に知名度が上がり、「おでん缶」「メイドカフェ」のブレイクも相まって、 今では都内一様々な人々が溢れる日本の名所と言っても過言ではない状況だ。 その中でも、昨今多くなっているのが外国人観光客だ。 秋葉原で電気製品だけでなく、アニメグッズやフィギュアを買い求め、メイドカフェで「萌え」る外国人が 最近増えているのだという。日本のポップアートを世界に向けて発信する国際観光地としての地位を獲得しつつあり、今や世界中が 注目している秋葉原に足りないものがある。それは秋葉原におけるビジネスホテルの少なさである。
秋葉原のビジネスホテル、現状
では、秋葉原にビジネスホテルやシティホテルが全くないのかというと、そういうわけではない。JR秋葉原駅の周辺800m以内だけでも、 10件以上のホテルが営業している。価格も2500円〜と格安のホテルもある。しかし、それでは「数」が全く足りないのである。 4年後の2012年には日本に来る外国人観光客の10人に1人は秋葉原を目的に訪日するようになるという推計まであり、 事態は思いのほか深刻である。HISが2007年の4月から、成田と秋葉原をつなげるバスを運行してたが、 秋葉原にビジネスホテルなど、宿泊施設が少ないないために利用者が少なく、8月には運行中止になってしまっている。 また、秋葉原にはビジネスホテルだけでなく、インフォメーションセンターも少なく、観光地として未成熟な部分も現状としてある。 しかし、希望もある。同じく2007年、「秋葉原観光推進協会NPO」が正式に発足した。NPOを中心に、行政や電気街振興会、 秋葉原TMOなどと協力して、観光地としての整備を進めていくことが期待される。