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趣味と切手買取
「趣味は切手の収集です」という人を最近見かけない。「切手」と言えば、一昔前はコレクションの代名詞であり、 コレクション=切手、古銭、コインといっても過言ではない(少し過言か)ほどであった。しかし、現代はあらゆるものが コレクションとして収集される時代である。今や王道のフィギュアや鉄道関連物のアキバ系(?)コレクションから、リフト券やら 飴の包み紙まで、実に多種多様なものがコレクションとして認知されていく中で、かつての王道であった切手、古銭、コインなどの コレクションは、徐々にマイナーな趣味として認知されるようになった。しかし、現在も切手収集を趣味としている人々は たくさんいるし、切手の買取業も廃れてはいない。昨今の切手収集、買取の現状はどうなっているのだろうか。
切手買取の相場
現在、切手買取は主に金券ショップや郵便局などでの「店頭買取」、ネットショップやオークションなどの「オンライン買取・販売」が主流となっているようだ。 切手買取価格の相場はまちまちであるが、特にプレミアの付いていない切手に関して言えば、 良心的な金券ショップで元値の90%前後といった「元本割れ」のようだ。しかし、プレミアの付くような切手の買取は価格が大きく異なる。 例えば、「見返り美人」。これは菱川師宣の浮世絵『見返り美人図』がデザインされ、1948年11月29日に発行された 「切手趣味週間記念」の記念切手であるが、この未使用美品であれば、単片で2000円前後、5枚シートなら、なんと20000円前後 で買取がなされるのである。